宮古ブルーで知られる青い美しい海が広がる宮古島。そんな宮古島から日本一長い橋・伊良部大橋で繋がる伊良部島。
伊良部大橋を渡り、反時計回りに伊良部島を走ると海沿いに大きな鳥が出現します。青い空に羽ばたくかのような大きな鳥。存在感バツグンです。伊良部島に来たらこの鳥を見に行くのは鉄板コースではないでしょうか?
しかし、この大きな鳥がまもなく取り壊されてしまうみたいなんです。
大きな鳥の正体は?
この鳥がある場所は、フナウサギバナタ展望台です。
フナウサギバナタとは、伊良部島の方言で船を見送る岬という意味です。
その昔、沖縄本島へ出向く家族や戦争へ行く兵士を見送る場所であったそうです。
そしてこの大きな鳥は、現実に存在する鳥サシバを象っています。
サシバはタカ科の渡り鳥です。春頃に日本本土にやってきて繁殖をします。秋頃に宮古島で休息をとってフィリピン方面へ南下しているようです。
そのため宮古地方ではサシバが昔から身近な鳥として存在しているんですね。
目の前には絶景の海が広がる
展望台の後ろ姿がこちら。
サシバのお尻の部分から階段が伸びており、ちょうどお腹のあたりが展望台になっています。
この展望台の前には一面の青い海が広がります。
ちなみに私が訪れた時は悪天候で荒れた海しか見れませんでした。。。そして風がとても強くまともに立っていることができませんでした。
展望台の前は断崖絶壁が広がり、柵もなく舗装されているわけではありませんが、真下の海を覗くことができます。(私は強風のため覗けませんでしたが!!)
危ないので、ご注意の上覗いてみてはいかがでしょうか。
とにかく、夏の晴れた空からのこの展望台からの景色は素晴らしいと思います。
いつ取り壊されるの?
こんなに素敵なフナウサギバナタ展望台がなんと取り壊されるようです。
理由は老朽化によるもののようですが、度々サシバの羽の部分が欠け落ちたりしていたようですね。事故に繋がりかねないと解体が決まったようです。
解体作業は今年2019年7月10日からスタートするみたいです。・・・もう間もない!!!!
まだ訪れたことのない方、見納めをしたい方は急げ!
フナウサギバナタ展望台へのアクセス
宮古島側から伊良部大橋を渡ったT字路より車で約15分の場所にあります。
フナウサギバナタを訪れたあとお隣・下地島観光をするのもオススメです。