いつからあるの?沖縄のファーストフード店

日本人にとって、海外に行かずとも異国情緒を楽しめる、南の島・沖縄。

沖縄の食べ物といえば沖縄そばやゴーヤチャンプルーなど、沖縄独特の風土料理が有名ですよね。

アメリカの文化も根強くちゃんぷるーされている沖縄では、手軽に食べられるファーストフード店の存在も目立ちます。

エンダーと呼ばれるA&Wなんかがポピュラーでしょうか。

そんな沖縄に流通しているファーストフード店のオープン順に歴史をまとめてみました。

 

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1963年(昭和38年)|A&W

おなじみエンダーです。A&Wは「日本初のファーストフード店」と言われ、日本国内1番に進出。ルーツはアメリカで1919年に開業され、日本1号店の北中城村・屋宜原店が1963年にオープンしました。(1963年は沖縄は日本復帰前)

エンダーといえば、ボリューミーなハンバーガー、カーリーフライ、ルートビアのセット。観光客で賑わう国際通りにも店舗があるので、食べたことがなくても看板を目にした方もきっと多いはず。

車社会の沖縄らしく、ドライブスルーができる店舗も多くあります。また、かつては本州にも店舗が進出していた過去がありましたが、現在は全て閉店しています。

A&Wといえばルートビア!の記事はこちら。

1963年(昭和38年)|ブルーシールアイスクリーム

こちらも沖縄好きな方でなくても一度は見たことはあるのではないでしょうか。おなじみブルーシールアイスクリームです。

元々はアメリカの企業が1948年に沖縄県内に創業を開始し、米軍基地内でのみ販売を行っていました。その後基地の外にブルーシールBigDip牧港店(現・牧港本店)として1号店が一般大衆向けにオープン。

ブルーシールの特徴として、沖縄らしい紅芋やちんすこうなどのフレーバーが楽しむことができます。

沖縄のブルーシールアイスクリーム BLUE SEAL
沖縄のアイスブランド「ブルーシール」のオフィシャルサイトです。新商品やアイスギフト、店舗情報、お得なイベントやキャンペーンまで、ブルーシールの魅力をお届けします♪

1975年(昭和50年)|ロータリードライブインUP-KITTY

道の駅かでなにあるこちらの店舗。元々はロータリードライブインというレストランがあり、そちらが道の駅内に移転、ロータリードライブインUP-KITTYとして営業中です。

2人前ほどありそうな大きなジャンボチーズバーガーが有名です。日本国内でよくある円形ではなく、長方形のバンズが特徴的です。

道の駅1Fにはテイクアウト専用店舗。2Fにはイートインのできるレストランがあります。展望台から嘉手納基地の中を眺めながらハンバーガーが食べられるのはこの店舗ならではですね。

1984年(昭和59年)|キングタコス

1984年創業のパーラー千里(2015年閉店)の味を受け継ぎ創業者一族が経営されている、キングタコス。パーラー千里はタコライス発祥の店です。

元々は基地の米軍向けに安くてお腹いっぱいになる料理をと、考えた結果編み出されてのがタコライスなんだとか。

地元の方はもちろん、県外観光客にも大人気でお店には長蛇の列ができています。

1986年(昭和61年)|Jef

前述のA&Wのフランチャイズから独立してできたJef。A&W与那原店がJef与那原店となって1986年にオープンしました。

A&Wと異なるのは、ゴーヤバーガーやポークランチョンミートを使用したバーガーなど、沖縄に特化したラインナップがあること。

また、A&Wに比べ若者だけではなく年配の方など幅広い年齢層に愛されています。やはりJefもドライブスルー導入店舗があります。

 

おわりに

本土でも流通しているファーストフード店の沖縄1号店はマクドナルド・モスバーガー共に1979年に出店しているそうです。

マクドナルドの日本1号店は1971年に東京にオープンしています。そのマクドナルドよりも昔からA&Wやブルーシールは沖縄の人々に愛されていたんですね。

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