新幹線や車、バスに飛行機や鉄道。旅行に欠かせない交通手段。
沖縄などの離島や、長時間の移動になれば飛行機を利用する方も多いのではないでしょうか。
高速移動ができ空を飛ぶ飛行機。
ロマン溢れる、夢のつまった飛行機ですが、みなさんは搭乗予定の便が遅延や欠航になったことはありますか？
私が実際にLCCのジェットスター便で欠航を体験した話を書き留めておきます。
LCCって？
昨今若者をはじめとして人気のあるLCC航空。Low-cost carrier、格安航空会社のことです。
日本国内ではピーチやジェットスター、 バニラエアーが有名でしょうか。
ANAやJALなどのレガシーキャリアと呼ばれる大手航空会社に比べて格安で航空チケットを販売しています。
旅行先での食事代やお土産代にあてるため、交通費はできるだけ節約したい！という方の需要にぴったりの航空会社です。
搭乗予定のジェットスターが欠航になった
とあるお盆明けの真夏のことです。
私はジェットスター便で関西一那覇を往復でチケットを購入しました。
往路は問題なく定刻出発、沖縄観光を満喫し数日滞在。
しかし搭乗時刻になっても搭乗できず、時間が刻々と過ぎていき3時間遅れのアナウンスが入りました。「遅れるけどまあ帰れるならいっか」くらいのテンションでいたんですが、急に「やっぱり欠航します」に変更されました。。。
乗務員の勤務時間調整が理由なんだそうですが、それならもっと早くからわかってたんじゃないのかな。。。
まさか自分の乗る飛行機が欠航するとは思ってもおらず、何の対策もとっていなかったのでひとりパニックに・・・！！
欠航になった！さあどうする？
お盆明けとはいえ夏真っ盛り。家族連れやカップルで搭乗ゲートは溢れています。
とりあえず搭乗口にいるジェットスターのスタッフの方に助けを求め駆け寄りましたが、スタッフの周りに30人以上詰め寄っていてなかなか質問できず。数分経ってようやく尋ねることができました。
尋ねてみてわかったことは、欠航になったので以下いずれかの方法をとってください、とのこと。
ジェットスターの他の便に振り替える
予約等手続きはカウンターに行くかコールセンターに電話してね。
返金する
メールを確認するかコールセンターで確認してね。
帰りの座席をとりあえず押さえる
返金どうこうよりも家に帰る手立てが欲しかったので、とりあえず飛行機の席を押さえようとカウンターを駆け巡りました。 (ネットで検索する選択肢が浮かばなかった（笑））
しかし搭乗予定の便はおそらく満席に近かったろうし、ただでさえ本数の少ないジェットスター便は当日はおろか翌日分も満席で、ジェットスターでの振替は絶望的。
他のANAやJALもエコノミークラスは翌日分まで満席。本土だったら新幹線やバスなど他の交通手段もありましたが、しかしここは南の離島・沖縄。 海を渡らねば帰れない・・・。
ここは金額にこだわっていては帰れない！と腹をくくり、残り3席ほどになってしまっていた翌日出発のANAのプレミアムクラスを予約。ジェットスターで購入したチケットのおよそ2倍のお値段。
こんな形でプレミアムクラスをデビューすることになるとは。いやこういう状況じゃないとこんな経験はできなかったのではないかと今になって思います。
ジェットスターの補償内容
ジェットスター便で振り替えた場合は、以下の補償が受けられるとメールで案内がきました。
ただ、今回の私のように他社で振替、ジェットスターは返金とした場合には適用されません。。。
| ホテル一室あたり | JPY10000.00 まで |
| 食事･その他 | JPY3000.00 まで |
| ホテル-空港間の交通費 （タクシー料金は公共交通機関利用不可の場合に限る） |
今回は乗務員の時間調整が理由での欠航ですので、ジェットスターの会社都合での欠航です。
悪天候などが理由の欠航だと上記の補償は受けられません。
まとめ
先日、人員不足で大量欠航が発表されたジェットスター。
宮古への就航など喜ばしいニュースも多いですが、個人的には少し不安になる部分もあります。うまく利用していきたいですね。
せっかくの楽しい旅行を台無しにしないためにも、予約した航空会社の補償内容を事前に確認し、欠航・遅延になった場合のシミュレーションをしておけば緊急事態にもすんなり対応できます。
新幹線など他の交通手段がとりにくい沖縄など離島の場合はLCC以外の航空会社を選ぶ方がいいかもしれません。
リサーチを怠らず楽しい旅行にしたいですね。
