【航空会社に詳しくない方向け】ANAやJALとLCCの違いって?

どうも沖縄大好きaioです。

みなさんは飛行機は好きですか?世界には400社以上の航空会社、日本には25の航空会社が存在しています。私たちに馴染み深いANAやJALに加え、最近はPeachやJetstarなど新しい航空会社の名前もよく聞きますよね。そして、格安航空会社やLCCといった単語もよく耳にします。

LCCって?ANAやJALとは違うの?違うポイントは?そういった疑問を全て解決すべくご説明します!

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LCCって?

航空会社には大きく分けて2つの種類に分類されます。それが、フルサービスキャリア(もしくはレガシーキャリア)とLCC(格安航空会社)です。主な違いは以下の通りです。

  • FSC(Full Service Carrier)・・・預け荷物、機内ドリンクサービス、座席指定など無料で行う従来の航空会社。
  • LCC(Low Cost Carrier/格安航空会社)・・・フルサービスキャリアで行われているサービスを一部有料化し、その分航空運賃が安い。

FSCとLCCの詳しい違いは?

航空券の金額

一番の違いは金額です。時期によっては何倍もの差が出てきます。安さ重視の方はLCCを選んで間違いないです。ただし、土日や連休など、人が多く旅行する時期はLCCでもFSCとあまり差がない場合があります。LCCの本領を発揮するのは、やはり搭乗者が少ない平日が多いです。

また、その地域に特化した航空会社(沖縄や北海道など)があるので、自宅付近の空港からの利便性なども含めて色々比較してみましょう!飛行機を利用する時期に合わせて、LCCとFSCを上手く使い分けたいですね。

その他オプションなど

LCCとFSCの違いは航空券の値段だけではありません。飛行機を利用するに辺り、できるだけ快適に利用できるのがFSC、削ぎ落とせる部分は削ぎ落としたのがLCCです。一覧にまとめてみたのでご覧ください。

  FSC LCC
預入れ荷物 無料 有料
座席指定 無料 有料
ドリンクサービス 無料 有料
予約変更 無料 有料
オリジナルマイレージサービス あり なし
ラウンジ あり なし

預入れ荷物

FSCでは重量制限がありますが基本的に無料です。しかしLCCは、荷物を預けるのであれば有料となります。数千円ではありますが、せっかく安い値段で航空券を購入できても、結局割高になってしまいます。

LCCを使うのであれば持込荷物だけ済むように、パッキングをするのがおすすめです。どうしても荷物が多くなるのであれば、案外FSCの方が金額が安い場合もあります。また、往復での旅行の場合、行きだけでなく帰りの荷物のことも想定して航空券を購入してくださいね。

座席指定

LCC座席指定は基本的に有料となります。友達や恋人との旅行の場合でも、席が離れ離れになる可能性があります。ばらばらになってしまっても構わない方は問題ないですが、せっかくの旅行なので絶対に隣同士がいいという方もいるでしょう。座席指定分の手数料を含めた料金と、FSCでの航空券の代金を比較してみるのもおすすめします。

ドリンクサービス

飛行機に乗るとCAさんが好きな飲み物を聞きにきてくれる時間がありますよね?りんごジュースにしようかなコーヒーにしようかな、なんてドキドキ待っていた経験もあるはず。

しかしLCCでは基本的に無料のドリンクサービスは行っておらず、機内では有料でドリンクを販売しています。機内で販売しているドリンクは割高なので、登場前にドリンクを購入しておくことをおすすめします。

予約変更

旅行日や出発時間が変更になった場合、予約した航空券の内容を変更する必要がありますよね?FSCでは基本的に変更手数料はかかりませんが、LCCでは予約変更は有料です。FSCに比べて安い金額で予約をしていたとしても、変更手数料を足すと金額があまり変わらない・・・なんてことも起こる可能性ががあります。

LCCではできる限り確定した日時で予約する必要があります。

ジェットスターの欠航で予想以上の出費がかさんだ記事はこちら。

オリジナルマイレージサービス

ANAとJALは各航空会社ごとにマイレージサービスが展開されています。飛行機に乗ったり、日頃のお買い物で航空券と交換できるマイルが加算されていくシステムです。LCC各社はマイレージサービスを設けておらず、オリジナルマイルの獲得はできません。しかし航空会社によっては、グループ会社のFSCのマイルを積算することができたり、グループ会社の航空券をマイルで交換することはできます。

ラウンジ

ANAやJALは各空港にラウンジという、出発前に飲み物を飲んだり休憩できる部屋を設けています。利用には一定条件があるのですが、出発前にくつろげるスペースがあるのはとっても嬉しいポイント。しかしLCCには独自のラウンジは用意されていません。誰でも条件を満たすか料金を支払えば利用できるカード会社のラウンジを利用することはできますが、航空会社のラウンジとはグレードが比べ物にならないのです。

 

FSC・LCCそれぞれどの航空会社が該当するの?MCCって?

日本国内の主なFSCとLCCの会社は以下のように分別されます。

FSC LCC MCC
ANA,JAL Peach,Jetstar,バニラエアー,
エアアジアジャパン,春秋航空日本,
スターフライヤー,スカイマーク,
ソラシドエアー,AirDo

MCCとはFSCとLCCの中間、「ミドルコストキャリア」を指します。中堅航空会社とも呼ばれます。FSCよりは安く、LCCよりは高い航空券が販売されています。しかし、座席の広さや予約変更が無料でできたり、一部FSCと同等のサービスが含まれています。FSCとLCCで悩まれている方は、MCCも検討してみてもいいかと思います。

関空からPeachに乗る際の注意事項はこちら

用途に合わせて利用航空会社を選ぼう

ここまでFSCとLCCの違いについてご紹介してきました。FSCにもLCCにもそれぞれメリット・デメリットがあります。飛行機を使う目的や、飛行機を予約する上で捨てきれない条件(価格や快適さ)があると思います。それらを軸に選んでいけば、楽しい空の旅を送れることでしょう。

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